青い果実の実る頃には

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映画から学ぶもの ~ヤバい経済学~

ネタばれ注意!

072.gif072.gif072.gif072.gif☆  4.2/5

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2010年公開作品(レンタル可)



人間個人の行動心理は複雑だ。しかし、一旦離れて統計で見てみるとアッと驚かされる。データが物語ることもあるのだと



アレックス・ギブニー、モーガン・スパーロックら気鋭の監督陣による、経済学者のスティーヴン・D・レヴィットと、ジャーナリストのスティーヴン・J・ダブナーによるベストセラー「ヤバい経済学」を映画化したもの。「子どもは名前で人生が決まる」「ニューヨークで1990年代に犯罪が激減した理由」「インセンティブで高校生の成績が伸びるのか」といった多彩なテーマに鋭いメスを切り込んでいく。「人間の不正」という例で世間を騒がせた大相撲の八百長問題を、統計データなどを用いて検証しているのには注目したい。

あらすじ
「不動産業者が自分の家を売るコツ」「子どもは名前で人生が決まる」「大相撲の八百長はデータで証明できた」などなど。経済学者のスティーヴン・D・レヴィットとジャーナリストのスティーヴン・J・ダブナーが、独自の理論を展開し、多角的視点で常識の裏側にある真実に迫る。さらに、独自の理論に基づいた臨床実験も行われる。


なるほど、「ヤバい」経済学とはよく言ったものだ。米国の気鋭の若手経済学者が、日常生活に浸透している様々な通念をユニークな分析でひっくり返していく。もし、日本でもこのような議論を出す経済学者がいたら鼻で笑われるのがオチではないだろうか。
確かに「名前で人生が決まる?」「人間に不正は付きもの?」「犯罪低下は妊娠中絶と関係あり?」などと聞かれれば、「それはない」と否定したくなるし、その人の発想そのものを疑ってしまうことが多くあるだろう。事実を数値で見ることに嫌悪感を持つ者は多い。私もその一人だった。たかが統計、所詮「現場」の生の状況が一番大切なのであり、もっとも真実に近いと。
しかし、現場ばかりを気にしすぎると、周りとの関連性を見落としてしまうこともあるだろう。この映画を見て、一歩離れた所から見る大切さ、そして、実は数値をひも解くと根の方で繋がっており、相関関係がデータによって示すことができる、そこから見えてくる一面があるということに気付かされた。
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by komei115 | 2012-05-11 21:26 | Movie