青い果実の実る頃には

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項目に分けて日々思ったこと、書きたいことを自由に書いてます。意見、批判するコメントは大歓迎です。個人的な問い合わせはこちらまで。koumeipart115@yahoo.co.jp

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072.gif072.gif072.gif☆☆  7/10

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著 養老孟司・宮崎駿
出版社 新潮社
平成20年発行


養老孟司の「虫眼」と宮崎駿の「アニ眼」。二つの眼が合わさると、また一つ世界が、世の中が面白く見えてくる

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by komei115 | 2012-07-31 23:40 | Reading&Music
ネタばれ注意!

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2012年6月9日より全国で公開中(そろそろ終了かも)
詳しくはhttp://www.himono-movie.jp/index.html

日常を描く人気コメディドラマ「ホタルノヒカリ」がTVの枠を越えられなかったわけ

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by komei115 | 2012-07-25 19:54 | Movie

もの言う人々

今日こそは国会議事堂前を歩こう。そう思って6時ちょうどに駅前に着く。
すでに前回よりも警察の厳重な警戒と規制がかけられている。
「これは、前回よりも多いという予想なのか?」と思いながら地上に出ると、すでに歩道はプラカードを持った人で埋め尽くされている。
警察に誘導されながら、参加者の最後尾に着く。そこで何人かの人に話を聞いた。
団体ではなく個人で参加している人が大半で、すでにデモに何度も足を運んでいる方が多かった。
高齢者の方の「私たちが今まで気にも留めず容認してきたからこういう大惨事が起きてしまった。その責任はとらなければならい。だからこうして声を上げ、私にできることを今やっている」という話が印象深かった。
今回も老若男女、様々な年代の人がプラカードを持って声を上げていた。
金髪のヤンキ―風のあんちゃん集団がチャラチャラしつつも手にはしっかり原発反対の白い風船をみんな持っていて、その画が面白すぎて思わず一人でほくそ笑んでしまった。子どもたちも無邪気な声で再稼働反対を叫んでいる。いいなあ、この空気。はじめから同じ思想を持つ者たちではなく、様々な考えを持つ人たちが、「それでもこれだけはダメだろ!」と集まって輪になる。後はルールを守って行儀よく、根気強く続けることが
大事になってくる。
紫陽花革命といわれているこのデモは、必ず花を咲かせなければならない。ある人の話によると、原発の是非を問う国民投票の署名は政府にとってノーダメージだったけど、デモはそうはいかないらしい。不安材料だそうなのだ。
「福島の事故後に声を上げない者は野蛮である」と坂本龍一氏は言う。ブームで済ませるのではなく、もっと一人ひとりが原発と向き合い、電気と向き合う。個人がもっと考えなければならない。そうしなければ、この国に明るい未来などない。





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by komei115 | 2012-07-20 23:05

今日の主張

雨にもかかわらず、国会前は今日もものすごい人だ。そして警察の数もまた増えた気がする。
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by komei115 | 2012-07-20 18:36
 三人が病室に着いた時、昌子が医師から説明を受けており、その横のベッドでは看護師が清太郎の上半身を起こしていた。
 包帯とネットで巻かれた頭。焦点の合っていない、朦朧とした目の瞳には力強さはない。重力に負けて爛れたように下がった顔の筋肉。だらしなく垂れ下がった口の右端からは時折涎がこぼれ、糸を引いている。医師の呼び掛ける声にはあまり反応を示せていないようだった。
 この人は一体誰なんだ
 もはや、幹斗の知っている父の姿ではなかった。最後に見た姿とは想像もつかないくらい別人に変わり果て、目の前にいる屍ともいえる小さな老人がかつて自分を張り倒した父親と同等の人間であることが幹斗には信じられなかった。
 「幸い、今のところ命に別状はありませんが、脳梗塞による失語症と右半身の麻痺が見受けられます。後頭部海馬の方も少しダメージを受けていたので、もしかしたら記憶の一部も錯綜している可能性があるかと思われます。最善は尽くしますが、どのようになられるかはご本人様次第ですね。しばらく様子を見て、それから今後のことについて話していきましょう」
 医師は幹斗たちにも一通り手術内容と術後の状態を説明した後、看護士とともに部屋を出て行った。一気に病室が静まり返る。清太郎のうなるような息遣いが部屋にこだましている。
 「おばさん、大変だったね」
 後ろにいた雅也が声をかけ、近寄る。すると、昌子は彼の腕をとり、堰を切ったように涙を流し出した。
 「雅也君。お父さん、もう良くかならないのかしら」
 「おばさん、きっと大丈夫だよ。俺、脳梗塞の人で回復した人知ってるよ。おじさんも、しばらく休めば絶対善くなるって。だから泣いちゃだめだよ」
 「そうですよ、お義母さん。お義父さんすぐに元気になりますよ」
 幸恵も昌子のそばに寄り添い、背中を優しくさすった。
 「ごめんなさいね、幸恵さん。せっかく幹斗を連れて来てくれたのに」
 「大丈夫ですよ。幹斗さんが来たんですから」
 「そうさ、幹斗が来たんだ。だからおじさんは必ず治るよ。幹斗のことだって、おばさんのことだってすぐに思い出すさ」
 幹斗は、清太郎の顔をずっと見つめていた。生きているのか、生かされているのかすら解らないその顔を、ただ見つめていた。
 あんたさ、何でこんなになってでも生きてるんだ?大嫌いな息子に醜態見られてまでさ。きっと今こうしてまだ生きてることが間違いなんだよ。大好きな畑の上で死ねばよかったんだよ、あんたは。いっそのことさ、俺のために・・・死んでくれよ。
 昌子はしばらく病室に泊まると言った。幸恵が家から荷物をとってくると言い、雅也は今日大阪に帰ること、また何かあったらいつでも飛んでくることを告げ、三人で病室を出た。
 家路の途中、幹斗は田嶋に連絡を入れようかと思ったが、何も事情を知らない田嶋に何から説明すればいいのか考えあぐねていた。そして、幸恵の様子からして、まだしばらく東京に戻るつもりがないことを悟り、一体何日居なければならないのか、仕事はどうしようか、自分一人でも帰るか、本当にそれで良いのかという疑問が頭の中でぐるぐると回っていた。
 そんなとき、急に雅也が声を掛けてきた。
 「おい、幹斗。俺帰るまでにまだ少し時間あるからさ、久しぶりに墓参りに行かないか。幸恵さん、幹斗ちょっと借りてもいいかな?」
 
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by komei115 | 2012-07-19 23:59
ネタばれ注意!

072.gif072.gif072.gif072.gif☆  9/10

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2012年6月30日よりTOHOシネマズシャンテを始め公開中
詳しくはhttp://shonen-yumi.com

理解できない。だからこそ恐ろしい。その少年が射貫いたものとは何か。その少年に弓を射らせたのは誰か

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by komei115 | 2012-07-18 23:56 | Movie
072.gif072.gif072.gif☆☆6/10

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2012年7月14日よりTOHOシネマズシャンテなどで公開中
詳しくはhttp://love-whale.jp/

アラスカのバローで繰り広げられる、クジラを救う人間たちの奮闘劇。その時あなたは、「BIG MIRACLE」を体験することになろう

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by komei115 | 2012-07-18 19:05 | Movie
書かずには寝られませんでした。


今まで、ブログで散々自分の主張を言ってきた割に、どれもこれもパッとせず、伝聞で作り上げられた机上の空論でしかなかった。私が私らしく私なりに主張するにはどうすれば。それは結局は自分の五感で感じ取るしかない。だから、自分の足を使って、自分の目で見たものを書く必要性を強く感じた。

そこで13日金曜日の国会議事堂前のデモを見に行ってみようと思い至った。しかし、いざ行ってみると、南北線の電車の中で葛藤。「私は人から過激派と見られるのだろうか」「計画的でないのに参加すべきなのか」という疑問が浮かぶ。脱原発のために行く。じゃあ自分は徹底した節電、エコライフを送っている自信はあるのか。脱原発だけ訴えて、他の環境破壊や問題は訴えないのか。それはただ他者と共感し繋がりたいだけの自己満足ではないのか。そう思うと、他の人に比べて自分は中途半端な気持ちで臨んでないかと急に不安になり、いざ国会議事堂を出た直後の警察の規制や溢れんばかりの人の多さに圧倒され、恥ずかしながらすぐさま引き返してしまった。自分は自分の弱さに、そしてあれこれ理由を並べ挙げて自分の撤退を正当化しようとする自分の卑怯さに負けてしまったのだ。

それでもやっぱり参加したいと思ったのは坂本龍一さんの発言による部分が大きい。「数回デモをしたところで政府に届くかと言ったら届かない。長い闘いになる。それでも、私たちは声を上げ続けることが必要なのだ」と。マイノリティだとか、アウトサイダーだとか、人の視線とか、思想だとか、論理的な発言だとか、そんなのは関係ではない。とりあえず自分の深いところで「これはダメだ」と思ったらまず声を上げる必要があるし、上げていいんだと。どうこう考える前に現場を見に行く。自己満足で良いじゃないか。そう解釈したとたん胸がすうっと楽になった。16日の集会はもっと素直な、純粋な気持ちで臨んでみようと思った。

さて、そして来る16日。それでも原宿駅に着いた途端人や幟で溢れかえっているのを見ると、個人参加である自分はやはりすぐにその空気に飲まれ、小心者の心臓がMAXにビートを刻み始める。「テレビカメラにだけは映りませんように」と意味不明なお祈りをして歩く。

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老若男女どこまでも人、人、人の山。そして、様々な個性ある色の旗や幟や横断幕が風にはためき、日差しで鮮やかに景色を彩っている。道端にはまるでお祭りかのように露店が並び、昼食をとっている人も多かった。公園内に入っても人が密集し、犇めき合っている。野外ライブも行われていた。これはTDLやライブやスポーツ観戦で群がる人数の比じゃない。本当にこれが警視庁調べで言う1万数千人の数か?と疑問に思う。代々木公園の広さから考えてこの数は10万を軽く超しているだろうと予想した。
集会も凄まじかった。人のエネルギーが一つに集まり、その中での大江健三郎氏、坂本龍一氏などの演説がテレビで聞くよりぐっと心に沁み入ってくる。特に「週刊金曜日」の編集者でもある落合恵子さんの訴えの時には感極まって涙をこぼしてしまった程だ。「あっ、まだこの国にも希望ってこんなにあるんだな」「自分が震災の時に感じたあの虚脱感や絶望感をこんなにも掬い取って、代弁してくれる人がいたんだな」と様々な思いが蓋を開けたように溢れだした。
この時点で自分の目で見て、空気を肌で感じることの大切さを痛感した。伝聞は所詮伝聞でしかないのだ。こうなったら自分なりに人と話してみようといろいろ伺った。

これまで「デモ」と言ったら政治思想を持った過激派達(一部だが)の活動という印象が強かった。しかし、ここ最近の「デモ」の動きに新たなうねりを感じてならない。
実際に聞いてみたところ、ホントに全国各地から飛んできている人が多く、それだけいろんな団体も多いのだが、自分でプラカード作って「個人で来た」、ベビーカーや子どもの手を引いて「家族で来た」という方も多かった。帰りに行きつけのカフェに寄った時も、たまたま他の客とデモについて話す機会があると「私は29日に行くよ」とか、「家族で参加するつもりだよ」とか結構ラフな感じでみんながデモを語るのだ。
もう一点。個人ではスマートフォンやipadでツイッターやフェイスブックなどSNSを利用して情報を知って来た方が大半だった。確実に情報化に伴って「デモの大衆化・個人化」が起きている。

団体と個人の違いは、デモ行進の時にそれが顕著に出た。団体は車道、個人参加の人はガードレールを一本隔てて歩道を歩くのが目立った。「入らないんですか?」と聞くと「別にどの団体に所属してるわけじゃないし、一緒に歩くことはちょっと。でも、参加したからには歩きたいよね」との返事をもらった。まさに自分が心に思っていたことを言い当てられたと思った。私も、車道と歩道どちらを歩こうか迷った結果、何となく歩道を取っていたからだ。

デモは団体の物だけのものではなくなり、「モノ言う個人」のものとしても機能し始めている。これは良い傾向ではないだろうか。もっと個人が自由に、「この制度や問題には反対だ。今度デモがあるみたいだからちょっと混ざろうか」くらいの気持ちで臨む方がかえって純粋な活動を起こせる気がする。原発問題という国中が恐怖し、現時点での国民の死活問題だけに今回集まった人が大半だろうが、これを機に「団体ではなく個人の意思で」参加し、そこで自由に発信することで新たな人と繋がってまた自分の視野が開ける。そんな「小さな物語」を作っていくことが自身の豊かさ、希望に繋がっていくのではないだろうか。
私は、今後ともデモを、草の根運動を続ける人たちを見届けるとともに、個人としても参加・発信していこうと思う。
とりあえず、興味があるのはこの16日を受けて今週金曜日のデモがどういった姿を見せるのかということ。また増えるのだろうか。今日は各メディアで大々的に放送もされるとともに、また電力会社の国のエネルギーに関する聴取会問題についても報じられていた。
そして、この情報化による新たなデモの形の広まりが今後政府にどうやって届くのか、また届かないのか。
この目で見たい。
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by komei115 | 2012-07-17 01:17 | Miscellany
照りつける日差しの中、参加された方お疲れさまでした。
私はがっつり焼けました。そして暑くて疲れました。
今日はとりあえず写真だけ(一部ですが)を載せます。
詳しい内容、今の自分の考え・気持ちは今週の金曜日にまとめて書く予定でいます。
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大江健三郎氏
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坂本龍一氏
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by komei115 | 2012-07-16 22:39 | Photo

日日是思慮 その64

「TED」をご存じだろうか。アメリカのカリフォルニア州モントレーで年一回、講演会を主催しているグループだ。非常に著名な人物から無名の人まで、学術・エンターテイメント・デザインなど多岐にわたった様々な分野の人物がプレゼンテーションを行なう。講演会に出席するには年会費7,500ドルもの大金を支払ってTEDの会員になる必要があり、会場には社長やセレブが犇めいている▼さすがアメリカと言いたい。聞く方も鮮麗されているならしゃべる方も同じく鮮麗されている。軽やかにジョークを飛ばして観客を笑わせつつも、己が研究・追求したテーマを斬新なアイデアとともに披露していく。自信のある顔つきには観る者を安心させ、軽快なプレゼンテーション力には聞いていて舌を巻く▼自分を最大限にアピールする「プレゼン力」。日本人はどうだろう。偏見で申し訳ないが、相手の舌を巻かせるどころか自分の舌を噛む人が多いんじゃないだろうか。しかし、「なあなあで」「ツーツーカーカー」「男は黙ってサッポロビール」といった寡黙さに反して口下手な我々特に日本の男性陣に対し、今は学生にも社会人にも求められる「プレゼン力」が求められる時代に突入している▼特に、ビジネスの世界では「プレゼン力」に加え「英語力」も必要になっている。先日、楽天が社内では英語を標準語に定めたというニュースを聞いた。英語が苦手な社員にとったら何としてでも上手くなりたいという半面慣れ親しんだ日本語が使えないという地獄のような辛さに耐えられないという葛藤があるのではないだろうか▼日本人は国際社会においてプレゼン能力が落ちる。そこに英語が来てしまったら恐縮しきって、話半分に「YES」と言いくるめられてしまうのがオチだろう。私は日本人に必要なのは「英語学習」の前に「プレゼン学習」もとい「自分の考えを吐露する学習」が先ではないかと思う▼まずは、自分の意見を表明する心地よさに触れ、見晴らしをクリアにするとともに伝える楽しさをしり、自分の考えに自信を持ちたい。そうすることで他人との意見の違いもはっきりし、ぶつかり、折り合いをつけることができる。以心伝心ではなく言葉によって人と繋がる。「わかってよ」じゃなくて「わかってもらう」精神で人に伝える努力が大きな糧となろう
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by komei115 | 2012-07-15 01:24 | Column