青い果実の実る頃には

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2013年2月23日公開
詳しくはhttp://yonosuke-movie.com/

どこにでもいそうでどこにもいない。普通のようで変わり者。みんなの記憶の片隅で彼はへらへら笑っている。そう、横道世之介ってそんな奴

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by komei115 | 2012-10-31 23:51 | Movie
ネタばれ注意!
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2012年10月20日よりヒューマントラスト有楽町ほか全国各地で順次公開中
詳しくはhttp://www.kibounokuni.jp/より


帰る家を失った私たちはこれからどこに帰ればいいのか

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by komei115 | 2012-10-24 23:23 | Movie
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イワン・イリイチの死/クロイツェル・ソナタ 
トルストイ著/望月哲男訳 2006年初版発行 光文社古典新訳文庫


死とは?生とは?自らの死生観をも揺さぶられるトルストイの珠玉の一遍

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by komei115 | 2012-10-23 23:04 | Reading&Music

日日之思慮 その65

【情けは人のためならず】と言う成句がある。「情けを人にかけておけば、それが巡り巡って結果的に自分に良い報いが来る」と言う意だ。したがって人に情けをかけることは良いことだとこの言葉は語っているのだが、近年では「情けをかけると、本人のためにならず、自立できなくなる」という意に誤った解釈をされていることが多い▼意味が揺れている言葉は成句に限らない。例えば【失笑】。「笑いも出ないほどあきれる」という意で用いられることが多いが、本来は「(愚かな言動に)こらえきれずに噴き出す」という意である。他にも、【にやける】「なよなよとした」、【姑息】「一時しのぎ」、【ぶぜん】「ぼんやり」、【おもむろに】「ゆっくりと」という本来の意を聞いて驚く人も多いのではないだろうか▼驚くのも無理はない。これらの言葉を用いる人の半数以上、特に若い世代の人は約8割が別の解釈をして日常会話にとり入れているからである。彼らの中ではそれが常識なのだ。逆に文化庁の国語世論調査で本来の意を使う人は3割程度。誤った解釈が本来の意を覆すことは多々あるのだ▼こうなってくると、どっちが正しいのかはっきりとは断言しにくい。「どこからが誤用」で御用!(申し訳ない)かの線引きはますます難しくなってくる。誤解を理解すべきかどうか、悩ましいところである▼意味が揺らいでしまうのは言葉が生きている証でもあろう。近今は会話だけでなくメールやツイッター等SNSで文章を書く機会が増えており、多種多様な用語や文字が生まれては消えていく。対応するためには敏感である必要がある▼しかし、今の潮流にだけ乗っかって、本来持つ言葉の意味を忘れていってしまうのは何とも寂しいことである。「情けを人にかけられない」人が増えるのも困ろう。たかが言葉、されど言葉。大事な意思疎通・伝達のツールなだけに、普段から意識して言葉を使用するように心がけたいものだ。
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by komei115 | 2012-10-21 03:23 | Column
ネタばれ注意!
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製作国スペイン 1973年公開(レンタル可)

少女はフランケンシュタインに何を見出したか。少女はミツバチになることを拒絶した

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by komei115 | 2012-10-17 22:31 | Movie
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スティーブンスン著/村上博基訳 光文社 古典新訳文庫 2009年初版

悪とは、何故これほどまでに魅力的なのだろうか。添えられる快楽のスパイスに人は酔いしれる 

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by komei115 | 2012-10-16 21:13 | Reading&Music
最近のマイブームに「脱出ゲーム」がある。閉じ込められた部屋から色々な道具を探し、暗号を解読し、閉ざされた脱出口から逃げ出すというゲームだ。出題者側の手口に「なるほど」と舌を巻いたり、「こんなところに隠すなよ」とツッこんだりとこれがまたなかなかに面白い。なにより、閃いて試したことが正解だった時の快感はたまらない。

さて、話は変わって学術雑誌『Science』のデイリーニュースサイト「ScienceNOW」で紹介された研究記事を読んでその一つに関心を持った。人間は、どうやら隠すときと探すときとで違う場所を選ぶというらしいのである。
カナダのとある研究者たちは、隠れんぼのゲームを研究し、何かを隠したり探したりするときに私たちの脳が一体どのように機能し働いているのかを調べるために、初めてバーチャルリアリティを利用した。
そこで発見されたのは、不思議なことに人間は自分が隠した場所とまったく同じ場所を探すのではないということだ。
大学の心理学者たちは、現実の部屋で約100人のボランティアの協力を得て実験を始めた。部屋にはソファー、テーブル、絵画が設えてあり、部屋の隅のひとつは暗く、窓が1つある。人々は、それぞれ2分間で、中に入って部屋に70箇所以上用意してあるタイルの下の一つにカードを隠した。そして、同じように2分間で別の人たちが隠したカードを探した。当然のことながら、一度に入るのは常に1人である。
彼らはそれぞれ、隠すときと探すときで異なる戦略を用いることに気が付いた。例えば、多くの人は部屋の中央に対象物を隠すことを選択したが、その後で探す人々は部屋の隅を探した。この行動は研究者たちを驚かせることとなった。研究者らは隠すときと探すときに同じ戦略を用いることが観察されると予想していたからだ。
その後、カナダの心理学者たちは部屋をバーチャルで再現し、再びゲームを行った。ヴォランティアの人々には、室内装飾を変えたり、ドアや、窓や、家具などを動かすことを許可したが、ここでも、前回の実験と同じように隠すのと探すので異なる場所が選ばれた。例えば、彼らは暗い部屋の隅を探すことを選択し、窓に近い場所を避けたが、彼らは隠すときにはそのようにはしなかったといった具合だ。
なぜ人が、自分が隠す場所を探さないのかは未だ謎に包まれている。ひとつの仮説として、隠すことと探すことは、脳の異なる2つの部位が関係する行動であるというのがありうるが、彼らは今後この仮説を検証する新しい実験を行うだろう。

この現象に対するキーとなる発言をしている人がいる。イタリアのパドヴァ大学の一般心理学の教員で、、「Il Mulino」社出版の『ゲーム』の著者ヴァレンティーナ・ドゥルソ氏だ。
「探し手は、隠し手の心理の研究から出発するわけではありません。それとはまったく異なる性質のハンターのような態度で、その場をしらみつぶしに探す傾向があり、機械的で原始的です。隠れんぼで遊ぶ子どもは、単純な方法で視界から隠れようとする傾向があります。例えばベッドの下です。しかし、すでに遊び慣れた少年は、逆に、鬼が数を数えるドアの後ろに身を置きます。なぜなら、鬼の心理を分析して、普通ではなく探し手の考えの及ばない場所が最も安全だと想像するからです。要するに、隠す(隠れる)人は、子どもでもないかぎり探す人よりもずっと頭を使っていて、より当たり前でない場所を選ぶのです」
つまり、ものを探すときは原始的だが、隠すときは頭を使う。視界の中にあるけども、心理的には遠い場所に置こうとする性質があるのだと氏は説明する。

この研究はいろいろと興味深い側面を持ち、多様な応用が効くと予想される。例えば、リアルでもバーチャル行動が同じであるならば、鉄道の駅、空港、そのほかのテロリストの攻撃目標となるかもしれない場所、さらに、イラクやアフガニスタンのような開けた戦場を再現することだってでき、そしてこのことが、爆弾や、武器や、ドラッグの発見を容易にして、テロリズムや密輸との戦いに革命をもたらすコントロールシステムなるものが生まれるかもしれない。また、ゲームとしてもさらなる展開・開発が見えてくる可能性を多く秘めている。
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by komei115 | 2012-10-15 16:20 | Nature&Science
ネタばれ注意!

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1999年公開(レンタル可)

どこにでもいそうな、ごくありふれた庶民的な山田一家。その山田家の人々が繰り広げるちょっぴりおかしくてほのぼのした日常は、「ホーホケキョ」と鶯が頭の中で鳴くように牧歌的だ。しかし、その牧歌的な日常の中に垣間見える小さな喜劇や悲劇に今こそ私たちは活目すべきであろう

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by komei115 | 2012-10-10 23:13 | Movie

読書から学ぶもの 宝島

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スティーブンスン著/安部知二訳 岩波文庫 1963年

誰もが一度は通る冒険小説『宝島』。本を開くと海賊たちの懐かしい声が聞こえてくる。
亡者の箱まで這いのぼったる十五人 一杯飲もうぞ、ヨー・ホー・ホー!
あとの残りは、悪魔に食われたよ 一杯飲もうぞ、ヨー・ホー・ホー!


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by komei115 | 2012-10-09 23:31 | Reading&Music

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1987年制作(レンタル可)



非常にシンプルな物語の中に、人々の営み、交流、そして心の変化やがくっきりと描かれている。そして「幸せとは何ぞや」と見る者に押し付けずに問いかけてくる。映画の醍醐味や可能性を改めて感じられる本作はまさに「映画から学ぶもの」に相応しい

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by komei115 | 2012-10-03 18:38 | Movie