青い果実の実る頃には

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日日是思慮 その50

今年は天文ショーの当たり年と言えそうだ。先日の金環日食に続き、部分月食(6/4)、243年に4回だけ起こる金環日食よりも珍しい天文現象である金星の日面通過「ヴィーナストランジット」(6/6 午前7時10分~午後1時50分頃)、木星が月に隠される木星食(7/15)、23年ぶりとなる金星食(8/14)と立て続けに見られる。日食グラスはまだとっておきたい▼過無限に広がる空には神秘とロマンで満ち溢れている。重力に縛られてきた人間が、鳥のように大地を離れ、空、そしてその先の宇宙空間へと目指したくなる気持ちはよくわかる。そして、実際に宇宙に飛び立てるようになった今の時代、「いつか自分も行ってみたい」と夜空に浮かぶ月や惑星に向かって手を伸ばし、果てしない距離を想像した人も多いのではないだろうか▼宇宙を身近に感じさせてくれるアニメ・映画もスタートした。いま、人気沸騰中のマンガ「宇宙兄弟」である。

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2006年。月に飛翔するUFOに遭遇し、「2人で宇宙飛行士になろう」と約束を交わした兄弟。時は流れて2025年。弟はすでに宇宙飛行士になっていて、兄は弟を追いかける。二人は宇宙を目指して奔走するという物語だ。少々展開がありきたりな感はあるが、宇宙飛行士になるという夢を掴む彼らの姿勢には熱くさせられるものがある。映画はまだ観覧していないが、アニメの方は「プラネテス」に次ぐ良作の宇宙アニメであり、おすすめだ▼「プラネテス」といえば以前ブログ内でも説明した宇宙ごみ「スペースデブリ」。衛星の破片や船外作業時に使う工具など2万2千個ものごみが宇宙空間を漂っている。もし、軌道を周回していれば、たかが1cmのアルミの球でも拳銃の弾丸よりもはるかな破壊力となり、ぶつかり合ってまたゴミが増え、しまいには宇宙が使えなくなる「ケスラー・シンドローム」も現実味を帯びてきている▼人間は科学によって宇宙にまでいけると同時に、宇宙までも汚染することができるようになった。「汚いごみを纏った星」にしないためにも、宇宙規模での環境問題を考えなければならない時代に突入したといえる。宇宙がSFでなくなりつつある今、「プラネテス」のデブリ屋ならぬ「宇宙ごみ掃除屋」の検討をしたりと、現実的に宇宙を捉える目も必要なとなってくるかもしれない▼これから先、近い未来で人間はもっと宇宙へと出ていくようになり、宇宙が身近なものになると信じている。「生きているうちに一度は宇宙に行ってみたい」。そんな思いを胸に、6月の天体ショーを待ちわびる
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by komei115 | 2012-05-28 22:44 | Column