青い果実の実る頃には

komei115.exblog.jp

項目に分けて日々思ったこと、書きたいことを自由に書いてます。意見、批判するコメントは大歓迎です。個人的な問い合わせはこちらまで。koumeipart115@yahoo.co.jp

ブログトップ

日日是思慮 その52

日々の日常生活ではついつい忘れてしまいがちの時の流れ。その速さを物語るのはいろいろとあるだろう。久しぶりに会う人の変化。久しぶりに行く街の変化。久しぶりに聞くニュース・・・。良いことも、悪いことも含んでそれらは私たちを一瞬のうちに過去へと引き戻す▼明日6月1日であの事件からちょうど8年を迎える。私の地元佐世保市で起こった小6同級生殺人事件だ。「加害女児」として更生施設に送られた少女は、8年の時を越えて成人を間近に迎える一人の女性となった。立ち直りをめざし、彼女はどういう「時」を歩んできたのだろうか▼2004年6月1日、長崎県佐世保市の市立大久保小学校で、6年生の女児が同級生の女児(当時12歳)の首をカッターナイフで切りつけて殺害した。長崎家裁佐世保支部は、最終審判で精神鑑定結果等をもとに、「情緒的に問題があるものの、障害と診断される程度ではない」と判断し、計画的に被害者の命を奪ったと認定した▼朝日新聞の取材での元裁判官の小松平内さん(62)の記事を目にした。「彼女は感情を言葉で表現するのが極端に苦手だった。コミュニケーションをとるのに苦労したが、生い立ちを調べて心を開いてもらえるような工夫をし、それが突破口になって感情表現ができるようになった」▼その後、少女は国立児童自立支援施設(栃木県)に送られ、鍵付きの個室で行動を制限する「強制的措置」の中で過ごすことになる。小松さんは何度か足を運び、親代わりの夫婦と暮らす少女は会う度に成長を感じたそうだ。「きちんと他人の目を見て話し、目に力もでてきた」と語っている▼友人が加害女児の姉と知り合いだったりと身近な話だっただけに、とてもショックな事件だったことを覚えている。同時にその当時活躍した臨床心理士に興味を持ってその後の大学進学に影響を持ったことも確かだ。あれから8年か・・・。時の流れは本当に速いものだとしみじみ感じる。
[PR]
by komei115 | 2012-05-31 23:04 | Column