青い果実の実る頃には

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日日是思慮 その60


今や国民的グループとなったAKB48。老若男女が先日の総選挙と呼ばれる投票で熱狂し(真相は不明だが。私は熱狂してるのは一部の男だけだと信じてやまない)、全国でテレビ中継されるほどだ。そして、ついにその波に乗ることのできなかった男がここにいる。彼女たちの可愛さが未だに良く理解できない。「あの、AKBって歌手グループですよね?」▼それにしても、歌手なのにいろいろなものに手を出し、政治・社会にまで影響を与えている彼女たちは一体この先何を目指しているのだろうか。一昔前の「モー娘」こと「モーニング娘」が完成度が高かったのに比べ全てが中途半端にしか見えない。歌も感動しなければ、ものすごく演技が上手いとも思えない(ファンのみなさん、ごめんなさい。刺さないで)。そもそも成人すらしていない未成年に「あれもこれも」とビジネスを押し付けるのはいかがなものか。▼さて、「総選挙」というシステムを考えた秋元は時代をとらえていると評価されている(たまたま読んだ読売で書かれていた)。果たしてそうだろうか。有権者が一人一票を投じる選挙と違い、1枚のCDを買うと「握手券」という一票が与えられるシステムで一人のファンが何十万もかけてCDを買い漁り、CDは破棄して投票権だけ得るシステムを「選挙」と呼べるのか。寧ろ金を持った奴が権力で幅を利かせる「株主総会」に近い。莫大な金が動く分、ビジネスマンとしては成功者なのかもしれないが▼そうすると、良いポジションを取りたいがために人気集めに翻弄し、「僕が一番にしてあげる」というファンに対し「破産しないでね」と笑顔で煽って答える彼女たちの姿が幼い「キャバ嬢」にしか見えないのは私だけであろうか。CDの価値って一体何だろうか。ファンが買うモノって一体何だったのだろうか。多くの疑問が渦を巻く▼思うに、多くのファンが買ったモノとは「達成感」だったのではないだろうか。一般市民の自分でも参加し応援することでお気に入りの子がどんどん名を上げられる。応援するにはお金がかかるが、親の気分で一体となって彼女を成長させていく「ゲーム」の一種の麻薬に魅了されてやめられない。それは以前取り上げたSNSのソーシャルゲームでも問題となっている「コンプガチャ」と同じだ。彼らの共有する目標は幻想でしかない▼AKBの「ガチの勝負のすさまじさ」について熱く語る男がいる。脳科学者の茂木健一郎氏だ。別に構わないが、そのノリで「ガチな努力をしていない」日本に喝を入れようとまでしてくれている氏の言葉は暑苦しいを通り越して見苦しい。一体彼はどうしてしまったのだろうか。有益なゲーミフィケーションとしてうまくメリットだけをとり入れていくのはいい刺激になるかもしれない。だが、「これはすばらしい」や「これを見習え」という感覚、それも幼い少女たちにおんぶにだっこで期待する思想になってくると、それこそ非常に視野の狭い思考になってしまうのではないだろうか。

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こうやって見ると誰が誰だかさっぱりわかりません。
「顔と名前を知っている人は3人くらいしかいない」と言ったら、いろんな人からよくバカにされます(笑)
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by komei115 | 2012-06-18 22:42 | Column