青い果実の実る頃には

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2012年 03月 04日 ( 1 )

早いものでまもなく震災から一年になる。今NHKで3.11の映像記録特集を見ている。約一年ぶりに見た生々しい映像。吐き気がする程胸が締め付けられる。映像を撮った人が証言する。「なぜ、逃げずに動画を撮っていたのと言われることがよくあるが、そうせずにはいられなかった。そうしなければ現冷静になれず、実を受け止められなかった」。この言葉は撮った本人でしかわからない体験だろう。それでも、呆気にとられるしかないという恐怖が伝わってくる。
世界は、私はこの一年で何が変わったのだろうか。それとも何も変わっていないのだろうか。しかし、今の世界がすでに日常ではなく、非日常だということだけは事実だ。ある人々はそれを偽りの日常にすり替え、ある人々はそれを黙認している。
ただこの一年で、わかったことがある。情報は時に命綱になること、そして新聞含めメディアの大本営発表を目の当たりにし、何の情報が正しいかを自分で選びとらなければならないことを思い知らされた。そして、人々の情報に対する感覚が冷めるのが意外にも早いということ。忘れることができない映像を目の当たりにしたはずなのに、すでに懐かしさを覚えている自分もいた。その意味で情報を常に流し続けるメディアの存在は不可欠である。災害の恐ろしさを、人の犯した過ちを忘れないために私たちは知らなければならない。そして、知ったことを語り継いでいかなければならないのだ。
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by komei115 | 2012-03-04 22:10 | Miscellany